りんごに関する質問や情報にお答えします。
- Q1、りんごの保存方法は?
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りんごは、生ものですので鮮度を保ち冷やして早めに食べることをお勧めします。
当園では、直売所内にある冷蔵庫の中で(0度)保存しています。
ご家庭で保存する際は、そのままですと水分が蒸発して鮮度が落ちてしまいますので ポリエチレン袋に入れて密閉し、0度に近い低温で保存すると美味しさが長持ちします。
(発送は、指定がなければ常温で発送しております。ご了承ください。)
冷蔵庫に入りきらない時は、低温で気温の変化が少ない所、そして日光が当たらない所で保管してください。 早生種や中生種は、日持ちがよくない品種もありますので、なるべく美味しいうちに冷やしてお召し上がりください。
- Q2、りんごは皮をむくと変色しますが、防ぐ方法は?
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茶色に変色するのは、ポリフェノールによるものです。
変色を防ぐには、食塩水やビタミンC液に浸すと変色しにくくなります。
でも、長時間漬けるとりんごのビタミンが流れ出てしまいますので、1分くらいを目安にお試しください。
- Q3、りんごの蜜って、何?
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りんごは、葉が光合成を行い、でんぷんとソルビトール(糖の一種)を作り、果実に運ばれます。
ソルビトールが大量に運ばれると、通常は空気が貯まっている果実の細胞と細胞の隙間に貯まります。それが蜜と呼ばれています。
りんごの蜜は完熟したサインですが、品種によりいくら熟しても蜜が入らない品種もたくさんありますので、完熟りんご=蜜入りりんごではありません。
「ふじ」などは見た目のキレイな「有袋りんご」よりも、「無袋りんご」、それらよりも「葉とらずりんご」の方が糖度が高く蜜の入りが多いことは証明されています。
蜜入りりんごの蜜は、旬の時期を過ぎてくると貯蔵中に少しずつ果肉に吸収され、だんだん見えなくなります。蜜は、目に見えていなくても糖度は変わりません。 なお、蜜入りりんごは、その部分から腐りやすいので美味しいうちにお早めにお召し上がりください。
- Q4、りんごを冷やすと美味しいのはなぜ?
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りんごは、冷やしたりんごと常温に置いたりんごで、味が違うように感じますね。
りんごの甘さのもとになっている果糖にはα型とβ型があり、冷やすことでα型からβ型に 変化します。β型はα型の約3倍の甘さがあるので、りんごは冷やした方が美味しいと感じられるのです。
- Q5、りんごの表面がベタベタするのはどうして?
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ワックスのようなベタベタ感は、りんごの成熟過程で自然に分泌される物質によるものです。
特に、ジョナゴールドなどの品種がベタつきやすいです。
熟すにつれてリノール酸とオレイン酸が増え、皮に含まれる物質を溶かすためです。
農薬やワックスなどによるものではないので、安心してお召し上がりください。
- Q6、「葉とらずりんご」「有袋りんご」「無袋りんご」って?
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詳しくは、「葉とらずりんごとは」のページに記載していますのでご覧下さい。