
せいの農園の畑は、青森県弘前市の郊外のりんご作りにもっとも適した地域にあり、岩木山が綺麗に見える所でもあります。りんごの美味しさは、日中と夜間の気温差で決まります。弘前はその気温差がりんごにとって、ちょうどいい環境なのです。

せいの農園のりんごの花が満開!
残雪残る岩木山、せいの農園からは津軽富士と言われる美しい山が見えます。弘前城の桜が終わる頃、りんごの花が咲きます。

除草剤を全く使わないので、雑草が元気に生えます。せいの農園では、りんごに大切な、土の栄養を損なわないように心掛けています。真夏の暑い時期、美味しいりんごを実らせるために、草刈は大切な作業です。草刈機の他にカマやクワを使って、一本一本手作業でおこないます。

9月頃〜11月下旬はせいの農園がいちばん活気付く時期です。1年間手間ひまかけたりんごが実る秋です。台風や大雨・強風等に耐えた葉とらずりんごが、無事に収穫できる秋、この時がいちばん嬉しいんだな〜。

青森の冬はとっても寒いです。その厳しい寒さの中、この剪定作業はとても大変です。足元は深い雪、りんごの木に積もった雪を降ろしながらの作業です。剪定は、りんごの実り、育ち方に関わる大切な大切な仕事なので真剣です。難しい作業なので、一生懸命!手を抜けません。 この細かな作業が美味しいりんごを育てます。



当園は除草剤を一切使いません。
土を大切にしています。
りんごを育てる土を大切にしているから、
一本一本クワやカマを使っての作業です。土が元気なので雑草が多い。
おまけに畑の土には昆虫やネズミも住んでいます。
大事なりんごの木や根をネズミの住み家にされないようにしています。この作業は手にマメができるし、腰が痛くなってしまいますがとっても大切な作業なのです。


りんごに色付きを良くするために一般的にはりんごの周りの葉をとり、反射シートを敷いています。しかし、そうすることでりんごの糖度が落ち、食感に違いが出てしまいます。また、シートを敷くとりんごのおしりが色付きがよくなりますが、完熟していないりんごも美味しそうに見えてしまうので、せいの農園はシートは敷きません。
当園のこだわりは、美味しそうに見えるりんごを作るのではなく、りんご本来の味がする食べて美味しいりんごを作っているのです。

また、葉を摘みとらずに葉の光合成や同化作用を大切にしてりんごを育てています。詳しくは『葉とらずりんごとは』をご覧下さい。
太陽が当たりにくい枝は、葉をとったり反射シートで光を当てるのではなく、木の中
に支柱を入れて枝を持ち上げたり、紐で引っ張り太陽光が届くようにしています。
美味しさを作る役割をする葉を摘み取ってしまっては、いくら赤く美味しそうに見えても、りんごのうま味、本来の美味しさはないのです。
色はあまり良くないけれど、パリッとして美味しい!秘密はそこにあるんです!